『保存版・葬式プラン必須項目』

葬儀業界

一般的な葬式プラン3種

「直葬プラン」 火葬だけのプラン
「家族葬プラン」会葬者限定プラン
一般葬プラン」誰でも会葬できるプラン

最近は「1日葬プラン」の言葉も目にしますが、ようは「通夜なしプラン」という事、「密葬」なる言葉は、後日お別れ会のような葬式をする場合もあれば、近親者だけで送る葬式を指す事もある。あとは会社が行う「社葬」のような大規模な葬式でしょうか。

一般的には上記3種だと思って良く、信仰心のある家族なら宗教儀式を行うでしょうが、僕のような無信仰者に宗教儀式は無用ですから、3種どの葬式を行うにしても宗教者の有無に関係なく執り行えるもので、直葬だけの葬式を家族葬と呼んでも間違いではありません。

17年前「直葬」は葬式ではないと言われた事もありますが、葬式=宗教儀式という偏見から出た言葉でしかありませんので気にする必要はありません。

大前提として『葬式=宗教儀式では無い』この点だけは抑えておくべき、また供養とは供物を供えたり祈りをする事とは限らず、故人の不安や心配していた事によって異なりますので、供物を供え、読経を唱えるより、残る家族が笑顔で暮らす事が供養となる故人のほうが多いです。

無理をしてはいけません

最重視すべきは『残る家族の生活に支障の出ない葬式』周囲や親戚、葬儀屋、宗教者が何を言おうと絶対に守るべきは家族の生活! これだけは忘れてはいけません。

だからと言って表面的な安さだけで依頼したら、追加、追加で結局は高くなる葬儀屋は非常に多いですから、各プランに含まれる項目や内容を正確に確認した上で依頼する必要があります。

全葬式プラン共通の必須項目

「直葬プラン」「家族葬プラン」一般葬プラン」いずれのプランで最も葬具や項目の少ない直葬プランの必須項目と料金を確認すれば『良心的な葬儀屋』と『信頼できない葬儀屋』は一目瞭然ですから、依頼先候補を絞る上で参考になるでしょう。

「直葬プラン」利用時の必須項目(含まれて無ければ100%追加加算あり)及び、参考までに当方あんしんサポート直葬プラン¥75,000(¥68,182+¥6,818税)に含まれる項目と項目詳細を緑枠に記載しておきますので参考にされると良いでしょう。

直葬プランの流れ

「お迎え搬送」 ・病院、施設、自宅等へご遺体のお迎え
「安置」    ・火葬予約日時までご遺体を安置
「死亡届手続き」・火葬許可証の発行が必須
「棺搬送」   ・火葬予約日時に合わせて棺を搬送
「火葬」    ・火葬場により60分~90分の火葬時間
「拾骨」    ・焼骨を拾って骨壺に納めて終了です

① お迎え搬送

文字通り、病院や施設から施設や自宅まで故人を搬送する事、問題は「車庫」→「病院・施設」→「安置所」までの走行距離による追加加算が発生する葬儀屋が大半な事です。

「10kmまで含む」の記載なら余程近隣で無い限り追加必須
「20kmまで含む」の記載なら市内ならカバーできるレベル
「30kmまで含む」の記載なら隣接市がカバーできるレベル

距離測定は何を基準とし、どの時点で確認するかだけど、そんな確認をしてる葬儀屋ってあるのでしょうか? それと規定距離は何kmで、その後は何km毎にいくら加算されるのかも、事前に明示してあり、且つ搬送時にも確認して当然でしょ!?

続いて時間帯による加算「夜間」「深夜」「早朝」がある葬儀屋も多いはずですから、事前に明示しておくべき、実際に支払ってる家族も多いのにホームページ等で見たことがありません。

死体搬送(緑枠内は当支援センター設定)

・基本地域内(ピンク色)の搬送は距離不問追加は発生しません
・地域外(白色)は県内全域距離不問で¥11,000加算となります
・時間帯の加算は一切ありません

② 安置施設時間と保冷剤

死亡診断書記載の死亡時刻から法律で24時間以内の火葬はできませんので、業者施設であれば48時間の安置は絶対条件、施設が無い葬儀屋で尚且つ自宅に安置できる条件で安置料金無料なら、自宅安置可能な家族限定で問題ないでしょう。

保冷剤(ドライアイス等)・死体用冷蔵庫いずれでも48時間以内はプランに含まれて無ければ追加加算されることになります。ネットでドライアイス1日分含む、安置1日無料と書いてあったら絶対に追加加算される葬儀屋ですから信用できず、安置を含まないプランなら尚更です。

安置後も逢える設定は人件費・電気代等を必要としますので、逢える安置は別途加算で問題ありません。とにかく絶対必要な項目のみで試算するのが低価格になる秘訣です。

当支援センター 安置・保冷剤48時間分

・安置は死体保全を最優先し納棺安置が基本
・安置は入会時間を起算とした48時間までプランに含む
・48時間超は24時間毎¥6,000(税込)
・ドライアイス又は冷蔵庫は48時間までプランに含む
・安置60時間超で1回追加¥11,000(最大15㎏)
・その後は60時間毎に追加となります
・逢える安置は¥1,1000追加加算

線香具一式

キリスト教徒なら不要ですが、神仏問わず線香を供える慣習はありますので、線香具一式はプランに含んでる必要があり、神道でありながら線香を供える家族は結構多いので驚きます。

当支援センター 線香具等

・供物の揃った式場の豪華な祭壇前で納棺安置
・末後の水一式・線香具一式

③ 死亡届出代行

死亡診断書はA3サイズの右半分にありますが、左半分にある死亡届を行政に届出ると「火葬許可証」が発行され、火葬は全国何処でも可能(市民外費用が掛かる火葬場多い)となります

「死亡地役所」死亡した病院、施設の所在地役所
「故人本籍地」逝去時の故人本籍地役所
「届出人居住地」届出人の居住地役所、以上3か所以外には届出できません。

理解不能なのは「故人居住地役所」が無いこと、例えば前橋市民でも高崎の病院で死亡、故人本籍地が大阪市、届出人の息子は品川区なら、高崎・大阪市・品川区以外提出できません。

しかし前橋市民は前橋斎場火葬は無料ですから何か変でしょ!? 故人の居住地役所を付け加えれば済むだけの事なのですが、法律って変な点が多数あります。

いずれにしても代行は葬儀屋のほうが慣れてますので葬儀屋が行うべき事に思えます。あとは提出前にコピーを1枚撮っておけば良く、時々10枚コピーしておけの文字を見ますが、それほど必要ではありませんしコンビニで10円ですからね。

当支援センター 死亡届出

・基本地域内は当然含みますが、他の県内全域への届出は¥11,000追加加算
・コピー1枚
・届出できる親族は、血族6親等以内、姻族3親等以内です

2025年現在主流は「山型蓋付布棺やまがたフタ付ぬのかん」ですから、昔の主流だった白木合板の平棺だと若干違和感があるはずですが、その点に拘りの無い家族なら問題ありません。

身長190cmまでの故人なら膝を曲げれば入りますので、大抵の場合6尺(約180cm)棺で間に合います。当支援センターの経験則で言うと185cm・130㎏なら問題ありません。

当支援センター

・「山型蓋付白布棺やまがたフタ付しろぬのかん」6尺なので違和感はありません
・上記棺のみなので棺のアップグレード選択ありません

④ 棺搬送

安置施設から火葬場まで棺を搬送する必要があり、この点は「死体搬送」の距離追加加算を参考にされると良いでしょう。夜中の火葬はありませんので時間帯は関係ありません。

当支援センター 棺搬送

・旧前橋+隣接地域の基本地域は追加加算一切ありません(距離不問)
・基本地域外の県内全域は¥11,000追加加算(距?離不問)
・搬送はシルバーワゴン車(2025年現在)

火葬中は無料休憩所(高崎斎場は要室料)で待機、火葬中に食事をする必要はなく近しい人達だけなら火葬後に何処かに行って食べれば¥1,000低度でも温かくて旨い食事が出来ます。

当支援センターは午前火葬が中心、11時~12時頃に火葬場を出られる時間帯を予約することで、食事時間を避ける設定を基本としてます。火葬後の時間が取れない会葬者が多い時は持ち帰り弁当を家族が注文して渡せば良いでしょう。

斎場火葬場は食事注文はしませんので、斎場は基本持ち込みは可能、家族の持ち込みも出来ますから好きな物を注文でき費用も抑えられます。

⑤ 骨壺

東日本は7寸白骨壺(8寸は要りません)前橋斎場は焼骨説明で大きく残す為、男性の多くは焼骨を潰しますが8寸骨壺は必要ない。西日本は2寸~4寸の骨壺を使用する地域が多いです。

当支援センター 骨壺一式

・銀貼箱入り白7寸骨壺(2025年現在主流)
・骨壺の変更、アップグレード選択ありません

人件費

火葬だけの葬式で順調に火葬予約が取れて足掛け3日間ですが、搬送~骨壺に納まるまで最低限の全人件費は含んで当然、家族の希望で何かして欲しい時は別途加算すれば良いのです。

当支援センター 人件費

・搬送~骨壺に納まるまでの全人件費を含みます
・お迎え搬送はストレッチャーを使用すると1人では無理なので2名体制

上記以外は無くても問題ありません

最小限の「直葬プラン」で記載しましたが、上記に記載の無い「白装束」「位牌」「生花」「遺影」等は無くても問題ありませんので、必要な家族は追加できる設定であれば良く、可能な限り低料金にするなら最低限の必須項目設定となります。

葬儀屋が必須最低限プラン設定しないのは利益を増やしたいから、但し必須項目すら含まないプランは論外、詐欺と言われて当然の設定、信頼に足る葬儀屋ではありません。

パンフレット・ホームページは全て分かって当然

パンフレットは何の為にある? 詳細が分かる為でしょ!? ホームページも同様だが、見ても正確な試算ができないパンフ・ホームページの葬儀屋を信用できますか? 依頼するのは素人、その素人の人が見ても分かるのが当たり前でしょ。

依頼先を決めるなら、まずはその辺りを確認し不明なら依頼候補から外して無難、知名度など関係ないと思ってよく好評・不評はクチコミより実際に使用した人に聞くべき、クチコミを書く商売もあるし、金を払うと高評価の食事処のサイトもあるので要注意です。

この辺りを書くと長くなるので次回に回します。

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