悠々自適
- 自然に順応し、世の中の煩わしさから離れて静かにゆったりと自由に暮らすこと
- 自分の思うままに楽しむこと
- 俗世間のわずらわしさを超越して、心のおもむくままにゆったりと日を過ごすこと
文字面を見れば優雅な生き方にも思えますが、実生活を想像すると気侭に起きたら、夜寝るまで何をしても自由、、、これって単なる「暇人?」ですよね。
リタイヤしたら旅行三昧、好きな絵を描いて過ごす、のんびり畑仕事など色々言われますが、趣味や好きな事だけしてれば10年、20年と楽しく過ごせるものでしょうか?
家業倒産以降は学生時代はバイト生活、社会人になり22才で結婚してからは仕事三昧? 根が勝気だから嫁さんや子供に侘しい思いをさせたくなくて、1日3つの仕事を掛け持ちしてた時期があったり、高収入を目指して仕事を替わったり仕事馬鹿の人生で今でも酒は飲めません。
そんな人間が自由気侭な毎日を過ごせるでしょうか? 無理です。貧乏性なんでしょうけど、それが僕ですから自分の資質や感性に合った生き方を選択してます。
追われる人生だから良い
中学生の頃を振り返ると夜は午前3時までラジオを聞いて朝は起きられず、年間遅刻100回以上で遅刻しないのは、家業のスーパーに勤務してる社員さんに車で送って貰えた時だけ学校の玄関横づけでセーフ、ヤンチャでしたが単なる愚図でした。
色んな仕事をして結果だけ見れば『営業職』は適職のひとつ、でも好きには成れませんでした『バイヤー系の仕事』も適職でしたが在職中、1度に4ケ所も胃潰瘍ができたほどですから、当時は神経質? 最も1回の仕入れで生鮮品数百万だから当然かも。
美容業の社長も20年行い市長や名士と呼ばれる人達と海外に行ったり、経営者の集まりや付き合いもあり、年商も収入も人並み以上でしたが楽しくありませんでした。
偶然からの流れと葬儀屋になりたくない一心で設立した葬儀支援センターでしたが、夜中に起こされ、早朝に起こされ、元旦の依頼も普通の年中無休、24時間対応、超低報酬、客観視すれば「何でやってるの?」としか思えないけど『天職』みたいです。
先日も深夜逝去の一報が入ると、まだ布団から出てもない5分後、更に一報で前橋市内の病院、隣接市の病院で徹夜、2月深夜は寒く、寝不足から舌先と数か所に口内炎、痛くて食事も満足にできない状態が1週間ほど続きました。
そんな時に辛いのは確かだけど、17年間「嫌」だと思った事は一度もありませんから、葬儀支援はきっと『天職』なんだろう。で無かったら単なるお馬鹿? のどちらかでしょう。
学生時代を振り返ると根が愚図ですから、電話で追われ、日程に追われ、会員さんにも頑張って欲しいと言われ、自分の時間も無ければ、睡眠時間すら取れない事も当たり前の生活を続ける70才、自分でも馬鹿だと思うけど充実した17年生きてます。
自分を知ること
① 本来気は短いが争いごとは好きではない
② 171cm 67kg前後の中肉中背
③ 運動能力は中の上くらい(長距離は早かった)
④ 学力は普通(IQの最後は確か128毎回担任から教えられてた)
⑤ 規則正しい生活が苦手(夜は寝ず朝起きられない)
⑥ 学生時代は遅刻常習者いわゆる愚図
⑧ 周囲に持ち上げられてリーダーの立ち位置が多い
⑨ 姉「僕」妹の環境だからか本来の言葉は優しい口調
⑩ 父親の教えでレディーファーストは普通
⑪ お婆ちゃん、幼児、動物には好かれる
⑫ 同じ事を毎日長時間続ける仕事はできないと思う
⑬ 機械油、土木、植物、電気、建築などの仕事は苦手
⑭ 人と話すのは好きだけど売りつけるのは嫌い
⑮ 玉子掛けご飯、みそ汁掛けご飯、夏は水掛けご飯が好き
⑯ 基本肉は好きじゃない、最近は魚が生臭い
⑰ 自動車の事は全く分からず関心もない
⑱ 投資関連は苦手だけど10年先の世間は自然と分かる
⑲ 酒は元旦以外飲まない
⑳ 金も含め物欲はさほどないらしい
㉑ 権力者が嫌いだから事業は大きく成らない
㉒ 自分より弱者には優しい(祖父母の教えが見に付いてる)
㉓ 短期集中力は抜群にある(持続力には乏しい)
㉔ 根が愚図だから休日は無いほうが無難
㉕ 弱点「実ほど頭を垂れる稲穂かな」祖父母の教えが出来ない
㉖ 記憶力と暗算は早いと言われる(記憶力の大半は映像です)
㉗ 他人が喜ぶ姿を見るのが好き
㉘ 「やる」と口にした事はトコトンやるけど普段は言わない
㉙ 多分、最大長所は近未来を想定できる企画力だと思う
㉚ 経営者とし優れてる点を挙げるなら「引き際の良さ」
挙げれば、まだまだありますが、上記情報から不適職と思われるのは以下の職業です。
・㉑から公務員、大企業では務まらない
・⑫⑬から工場勤務、農業も向いてない
・⑤⑥㉑からサラリーマンも向いてない
・⑱から秒、分単位の業界も向いてない
葬儀支援が天職の理由
⑤規則正しい生活が苦手、裏を返せば昼夜問わず不規則な生活は平気、電話が入れば動くしかないのも合ってる。⑪老人が得意、⑫時間帯、家族毎に毎回異なる対応、⑭本音を聞きだすのは得意で売り付けないのが当葬儀支援センターです。
⑮は食べ物に拘りが無いからパン1個かじりながらの運転も苦にならない。⑲いつ依頼が入るか分からない仕事だから酒を飲まないのは最適、⑳金と物欲も少ないから低報酬でも食えれば良く、人が嫌がる仕事の発想はなく「助かりました」の言葉は活力剤です。
㉑全て自分の創作だから何か言われる事はなく、行政や企業相手でないから庶民目線を貫ける。㉔週休2日ならきっと月曜日の出勤が嫌だろうけど365日仕事なら休日すら考えない。㉕これで腰が低ければ最強、しかし万全で無いのが俺らしい。
㉗まさに葬儀支援、㉘㉙2008年の2030年代予測は確信になったが、的確な未来予測と創造力が無ければ、今の支援内容は生まれなかったろう。
㉚多くの会員から長期に渡る事業継続を要望されますが、設立から17年が経過し公言してきた未来予測が戯言で無いと分った葬儀屋も多いはず、それでも支援センターと呼べるのは国内では「あんしんサポート葬儀支援センター」1ケ所だけで無双の存在です。
また当支援センター事業は血族うんぬんでなく、同じ目線、性格、資質、創造力が最低でも僕と同等で無ければ続かないだろうが、小さな葬儀屋が各々が持ち前の能力を出し合えば、僕以上の支援活動で全国民を助けられる支援センターができるだろう。
現段階では僕と千明で継続できる間は続けられますが、僕が終幕を迎え、千明が老いた時点で「あんしんサポート葬儀支援センター」は閉鎖することになるでしょう。
但し2030年代まで葬儀屋が増え続けますから、過当競争は値引き合戦を誘発するので、葬式代は上がりませんから利用者にマイナスはありませんし、もしかしたら、いつか我々同様の趣旨で立ち上がる人がいるかもしれません。
葬儀屋勤務経験ゼロなので葬儀屋がどのくらい儲かる商売か分かりませんけど、我々のような超低価格の支援活動で普通に「食える」だけでは駄目なのでしょうか? 普通に食えればいいなら葬儀支援は決して難しい事業ではありません。
自身の経験則から言わせて貰えば、美容室、食品店、物販店など他業種で食うより遥かに楽だと思うし休日は無くても葬式の無い時は休日みたいなもの、個人的には楽な商売だと思うけどな。
以上が葬儀支援が天職と思われる要素、考え方は人それぞれ、僕は上司や顧客に媚びを売ったり、ご機嫌を取ったり、我慢したり、自分の心を壊すような仕事をする気はなく、出来るだけ素の自分で過ごせ、嫌な相手に関わらず生きる人生を選択しています。
嫌な仕事はしない
仕事に我慢や忍耐は付きものと言われる人は多いけど意味が分かりません。我慢しなくて良い仕事をすれば良いだけの事、我慢、忍耐が苦痛で無い人はサラリーマンをすれば良く、僕のように「嫌」な人は自分に合った仕事を創り出せば良いだけの事。
我々が依頼を受けない対象者は以下の人達です
逝去まで葬式を考えない人の神経は理解不能であり、一般的な葬儀屋を探してる人でしょうから、死後の依頼でも葬儀屋に行けば喜んで受けてくれます。
当方理念も知らず、家族事情も分からない人の依頼など受けられません。仮に搬送しても安置後に菩提寺の葬式、寺墓所への納骨は受けませんから家族も困るはずです。
当支援センターの主対象は「金銭的余裕の無い弱者」なので各プランは赤字設定、その実現は2名で全ての業務を行い、365日無休、24時間対応、超低報酬でなければ実現できません。
しかし菩提時は原価は殆ど掛からず、読経戒名で30万円、50万円、80万円を当然の如く布施と称して請求、我々は寺の利益の為に支援しているのではありませんから全て断っています。個人的に納得できるのは「5万円」です。
お客様とは当方に利益をもたらす相手の事、当方プランは赤字ですから会員ではありますがお客様ではありません。葬儀屋は商売ですから腰も低く、何を言われても反論はしないんじゃないかな、勿論、対応に見合った請求をされるのは当然です。
余裕のある人は葬儀屋に行けばよく、赤字の我々が踏ん張る意味も必要も価値もありません。
最近は事前相談にも来なくなりましたが、以前は『受けるんじゃ無かった』と後悔する人が時々いましたから、非会員を受けない理由のひとつでもあります。
「普通の葬儀屋は‥‥」と言う人もいましたが「なら料金も普通に払いますか?」例えば当方設定の17万円の家族葬なら、相場の170万円払うなら多少の事は我慢しますよって事です。
人の終幕前は医療費、施設費など想定以上の費用が掛かることだってあるし、大抵の人達は好きで貧乏してる訳ではありません。老人なら稼ぐ手段も身体もないのです。
どんなに金が無くても終幕は訪れます「葬式代くらい貯めておかないのは愚図だ」と言う人もいて間違ってはいませんけど、まずは手を差し伸べてから説教すべき、75,000円の直葬プランを7回の分割で払った人もおられます。
「助かりました。ありがとうございました」と言われる人には、本当に「ありがたい」と思うなら、いつか助ける側の人間になって欲しいと伝えます。
家業倒産で一夜にして生活が激変する青天の霹靂を経験した際、本当に困ってる時に助けて貰った事は一生忘れない自分がいるからです。
葬儀支援の道は、もしかしたら15才で家業倒産に立ち会った霧雨の夜から、支援事業をスタートできる人間力が身に付くまで一歩、一歩の積み重ねが始まってたのかもしれません。ただ根が愚図だから52才になるまで37年間掛かったか50代になるまでは修行かもです。
これを書いて思うこと
人生観、価値観、生き甲斐は人それぞれ『人が喜ぶ姿を見ると嬉しくなる』我ながら、つまんねぇ性格だと思うが、サラリーマン、法人役員、美容業経営者も経験したのは、先に性に合わない仕事を経験した上で天職に携わらせる為!?
葬儀支援の道を素直に受け入れ易くするには「お金」「社会的地位」「名誉」に価値観の無い事を知っておけたから迷いを持たず17年歩いて来れた気もします。とはいえ普通に働ける健康があって、家族や周囲も笑顔で、普通に食えればが大前提ですけどね。
自分の本質、本音を偽ることなく家族を始めとした自分の周囲も含め、生き甲斐の持てる日々を精一杯楽しむ権利は誰でも平等にあるはず、その権利を自ら放棄せず、人生の幕を引く時「心から幸せな人生だった」と言えれば最高じゃないですか?
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